20年後のリフォーム
リフォームするこちらの住宅は建築から20年経ち屋根・外壁が痛んで来て1度もメンテナンスをやっていなかった。この際に窯業系サイディングの外壁を剥がして防水紙(黒い紙)も撤去し柱・間柱の上から構造用合版を張り地震に強い仕様に変更し更に外断熱材を張る改修(大きい窓ガラスも性能の高いガラスに変更)も同時に行った。
モルタルを巻かれた柱は中から腐ってきていた。
20年前でも外壁下地に通気層胴縁を設ける事であったが直に打たれていて中からの湿気が行き所が無くて黒い紙の防水紙にもカビが生じていた。
乱雑に壁に入れられたり天井裏に置かれたりした袋物断熱材このように隙間が大きく置かれると冬に布団が持ち上がった状態で寝ているのと同じであって家の人の話によると冬は寒く夏は暑い住宅であったが改修後は各段に快適に過ごせるようになったとの事。
2階部分に張られた外壁材のガルバ鋼板で軽くて耐久性に優れています。
天井裏にグラスウール断熱材を専用の器械で吹き込みます。厚さは200ミリ
窓ガラスはLOW-Eアルゴンガス入りに変更したら結露は止まり窓際の冷や冷やが無くなって大変喜ばれました。
玄関ドアーも高断熱タイプに変更。玄関灯も新しくしてさらにこの地区に日中は物売りが頻繁に来るのでテレビカメラ付きチャイムを防犯予防で取り付け。